ペペロミア
コショウ科
原産地:熱帯アメリカ
花言葉:可愛らしさ・艶やか
ペペロミアは種類が多く、性質も木立ち性、つる性、半つる性など様々。
葉の色も濃緑色のものから緑地に白の斑入り、黄色の斑入りなどそれぞれに鑑賞価値の高いものばかり。
ペペロミアの種類
・ペペロミア セルベンス ”バリエガータ”
バリエガータとは斑入りの意味で、ハート型の明るいグリーンの葉の縁に薄い卵色の斑が入ります。
お洒落で爽やかな印象があり育てやすく、小型のつる植物として人気があります。
・ペペロミア アルギレイア
暗めの緑の葉に銀白の縞が入ります。
和名は「シマアオイソウ」で、葉が丸く模様がスイカの様に見えるので、「スイカペペ」として流通したりしています。
・ペペロミア クルシフォーリア ”ジュエリー”
ペペロミアの中では葉が大きくなります。
暗めの緑の葉の外側には薄い黄色の斑が入り、一番外側の縁の部分は赤色になります。
ペペロミアの管理・育て方
ペペロミアの難易度は普通です。
温度管理
耐寒性があり、5℃以上で越冬します。
元気に成長するには、13~15℃程度必要。
美しい状態で鑑賞するには、10~12℃程度必要。
株が生き残るには8~10℃程度必要。
置き場所・光
半日陰を好む植物ですが、慣らせば直射日光でも大丈夫です。
春から秋にかけての生育期は、屋外の半日陰の場所で管理するとよいです。
ただし梅雨や秋の長雨は苦手なので、雨のかからない場所へ移動させます。
冬は寒さには弱い方なので、できるだけ明るく暖かい場所での管理が必要です。
水管理
水管理は、春から秋の生育期は土が乾けばたっぷりと与えます。
冬の水やりは控えめに土を乾かしぎみにします。
冬は鉢土が白くなってから更に5日ほど経ってから水を与えます。
肥料
生育期に2~3ヶ月に1回化成肥料を与えます。
液体肥料のみにしたい場合は月2回与えます。
増やし方
挿し木、葉挿し、株分けで増やすことができます。
4節程度に切ってから、下の方の葉を落とし挿し木します。
葉挿しは葉柄を2cm程度つけて切り取って、葉柄の部分を土に埋めるように挿します。
ペペロミアその他
ペペロミアの中に、木立ち性でもなくつる性でもない地面の際から
葉が群がるように生えるタイプのものがあります。
そのタイプのものは、葉に水がかからないような給水が必要。
葉水で葉が蒸れて枯れてしまうことがあります。