昨夜、実家の母に電話をかけると何だかだるそうな声。
夏バテかと思いきやオリンピックで寝不足とのこと・・。眠くても見たいですよね!
ところで、こちらは真冬に行われる競技。
お正月のニュースでよく見かける「かるたのクイーン戦」
袴姿の女性達が豪快に”バーン”と札をはじく姿が印象的です。
そんなかるたの殿堂であり、広瀬すず主演の映画「ちはやふる」のロケ地にもなった
神社があります。
それは滋賀県大津市の『近江神宮』。
大津中心部からも近く、かるたの他に流鏑馬(やぶさめ)などでも知られています。
門がない?!
本来、近江神宮へは上の写真ような朱塗りの楼門をくぐるのですが・・・
私たちが行った日は残念ながらこんな状態。9月まで屋根の葺き替え工事中なんだそうです。
この先には、立派な本堂。”ちはやふるおみくじ”なんていうのも発見しました!
神社って涼しいイメージがありますが、この日の気温は36℃。やっぱり暑い!
中で座ってしばらく休憩~。
近江神宮がかるたの聖地と呼ばれるワケ
近江神宮の御祭神は天智天皇(中大兄皇子)です。
そんな天智天皇が詠んだ歌が
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
百人一首の巻頭歌として親しまれ、「歌かるたの祖神」と仰がれたゆかりから
近江神宮は『かるたの殿堂』と称され、競技かるたが盛んに開催されるようになったそうです。
かるただけじゃない。近江神宮経営の専門学校!
かるたの祖神、天智天皇は日本で初めて時計を造った方なんだそう。
1300年以上も昔にどうやって時間を計ったかというと・・・それは水!
枡から落ちてくる水によって矢が浮き上がって、矢に付けた目盛により時間が分かるのだとか。単純そうで難しい・・。
こちらはオメガの総代理店が奉納した”水時計”。
何だか高級そうに見えてきました 😛
そんないわれから、境内には時計館や時計の専門学校まであるんです。
とても珍しいですよね。
このように近江神宮は、かるたはもちろん様々な魅力がある神社でした。
近江神宮 基本情報
〒520-0015滋賀県大津市神宮町1番1号
TEL:077-522-3725
FAX:077-522-3860
【参拝時間】 6:00~18:00
【駐車場】200台収容(正月は臨時駐車場含め500台)
(12/31夜~1/5のみ500円 観光バス1000円 他期間は無料)
近江神宮 豆知識
近江神宮のご祭神、天智天皇といえば・・
大化の改新を行った後、奈良飛鳥から大津宮へ都を遷し、大津で即位。
その後、さまざまな施策で日本の運命を開いたと言われています。
近江神宮はかつての大津宮跡にあり、天智天皇にあやかって”開運のパワースポット”と呼ばれています。
そういえば店長は最近、「風水アドバイザー」の資格を取得。開運にいそしんでおります(^^;)